子宮と冷えの関係
よもぎ蒸しは身体を芯から温め、なおかつ女性にトラブルの多い子宮を強く温めます。
冷えのダメージが、一番あらわれやすいのが子宮と言われています。
子宮は、妊娠・出産に備えて多量の血液を必要としています。
そのぶん、血のめぐりが滞ると、たちまちに冷えによりさまざまな症状・トラブルがあらわれます。
【冷えの第1段階】生理痛
冷えで骨盤内の血行が悪化してうっ血が起こり、生理のときの経血も流れにくくなります。
そのため、経血を押し出そうと子宮が強く収縮し、痛みを感じるようになります。
【冷えの第2段階】生理不順
冷えで血液が行き渡らなくなると、卵巣の働きが低下します。すると、ホルモンを分泌して生理のリズムを整えるという本来の機能が果たせなくなり、生理の周期が乱れてしまいます。
冷えによる生理不順は、周期が長くなり、遅れぎみになるのが特徴です。
【冷えの第3段階】不妊
冷えが進むと、卵子が成熟しづらくなったり、卵管を移動する力が弱くなったり、スムーズに排卵できなくなったりします。
妊娠が成立するためには、受精卵が着床しやすいように、子宮の内側は栄養たっぷりで弾力に富んでいる状態にしておくことが必要。
ところが、血行が悪くなるとこの準備が充分できなくなるので、受精しても着床しづらく、不妊の原因になります。
おなかの温かい人が妊娠しやすいといわれるのも、このためです。
症状は突発的ではなく段階を踏んで身体にあらわれます。
段階が進まないように
冷えそのものを改善するケアーが必要です。
特に女性は下半身・子宮を冷やして良い事はありません。